年金はいくらもらえる?(老齢基礎年金+厚生年金の見込み額・2026年度)
国民年金を納めた年数と、会社員・公務員として厚生年金に入っていた年数・その間の平均年収から、65歳から受け取る年金の見込み額を計算します。2026年度(令和8年度)の額と、日本年金機構の計算式を使います。
平均年収と加入年数ごとの早見表(月額・65歳から)
| 平均年収 | 厚生年金20年 | 30年 | 38年 | 40年 |
|---|---|---|---|---|
| 300万円 | 98,013円 | 111,716円 | 122,678円 | 125,418円 |
| 400万円 | 107,148円 | 125,418円 | 140,034円 | 143,688円 |
| 500万円 | 116,283円 | 139,121円 | 157,391円 | 161,958円 |
| 600万円 | 125,418円 | 152,823円 | 174,747円 | 180,228円 |
| 700万円 | 134,553円 | 166,526円 | 192,104円 | 198,498円 |
| 800万円 | 143,688円 | 180,228円 | 209,460円 | 216,768円 |
国民年金を40年納めた(満額)として、老齢基礎年金と老齢厚生年金を足した月額です。自営業などで厚生年金に入っていない人は、老齢基礎年金だけ(満額で月70,608円)になります。
計算の式
- 老齢基礎年金 = 847,300円(2026年度の満額。昭和31年4月1日以前生まれは844,900円)× 納めた月数 ÷ 480。保険料の免除を受けた期間は、免除の割合に応じて一部が数えられます(ここでは入れていません)。
- 老齢厚生年金(報酬比例部分)= 平均標準報酬額 × 5.481 ÷ 1000 × 加入月数。平均標準報酬額は、加入していた間の標準報酬月額と標準賞与額の合計を月数で割り、昔の分を今の価値に直した(再評価した)額です。ここでは「平均年収 ÷ 12」で近い値を出しています(標準報酬月額は65万円、賞与は1回150万円が上限)。
- 2003年(平成15年)3月以前の期間は、賞与を除いた平均標準報酬月額 × 7.125 ÷ 1000 で計算します。賞与が年収の2割ほどの人なら、ほぼ同じ額になります(賞与の割合が大きい人は、この計算より少し低くなります)。
厚生労働省が示す2026年度の「標準的な年金額」(平均標準報酬45.5万円で40年働いた夫と、ずっと専業主婦の妻の2人分)は、月237,279円です。
この計算に入っていないもの
- 加給年金(65歳未満の配偶者や18歳までの子がいるとき)、振替加算、経過的加算、付加年金、iDeCo・企業年金。
- 65歳を過ぎて働きながら受け取る場合の在職老齢年金による減額。
- 年金から引かれる所得税・住民税・国民健康保険料(後期高齢者医療保険料)・介護保険料。
正確な見込み額は、毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」や、日本年金機構の「ねんきんネット」で確かめられます。受け取り始める年齢を変えたときの増減と損益分岐は年金の繰上げ・繰下げで計算できます。
出典: 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」(2026年1月23日)、日本年金機構「令和8年4月分からの年金額等について」「報酬比例部分」(いずれも2026年10月31日確認)。この計算は目安です。