2026年・2027年にお金のことで変わること(税金・社会保険・給付のまとめ)

更新日 ・根拠を確かめて書いています

2026年(令和8年)から2027年にかけて、所得税の控除、社会保険料、年金、給付金、消費税などの決まりが変わります。主な変更と、それぞれをすぐ計算できる道具をまとめました。どれも国税庁・厚生労働省などの公式の発表で確かめた内容です。

2026年(令和8年)

何がどう変わる計算する
2026年分の所得税基礎控除が最大104万円に、給与所得控除の最低額が74万円に上がり、年収178万円まで所得税がかかりません。12月の年末調整で1年分を精算します。2026年の年末調整
扶養の所得の上限扶養親族・配偶者控除の所得の上限が62万円(給与だけなら年収136万円以下)に上がりました。年収の壁
生命保険料控除23歳未満の扶養親族がいる人は、一般の生命保険料控除が最高6万円(2026年分・2027年分)。生命保険料控除
子ども・子育て支援金4月分から、健康保険料と一緒に支援金(会社員は0.23%を会社と半分ずつ)が引かれています。子ども・子育て支援金
在職老齢年金4月から、年金が止まり始める基準が月51万円から65万円に上がりました。在職老齢年金
失業保険・育休の給付8月1日から、基本手当日額や育児休業給付・介護休業給付の上限が変わりました。失業保険
高額療養費8月診療分から、1か月の自己負担の上限が見直されました。高額療養費
最低賃金10月から順に、全国加重平均で時給1,177円(56円の引上げ)に。最低賃金
インボイスの経過措置10月1日から、免税事業者からの仕入れの控除が80%から70%に。2割特例は2026年分まで。インボイスの2割・3割特例
iDeCo12月分から、会社員の掛金の上限が月6.2万円に(自営業は7.5万円)。70歳まで加入できるように。iDeCo の節税
住宅ローン控除2026年・2027年に住み始めた住宅の借入限度額が決まりました(新築の省エネ基準適合は2,000万円など)。住宅ローン控除

2027年(令和9年)

何がどう変わる計算する
インボイスの3割特例2027年分・2028年分は、インボイス登録の個人事業者は「売上の消費税の3割」で納められます。インボイスの2割・3割特例
食料品の消費税1%4月1日から2年間、飲食料品の税率が8%から1%に下がる予定です(外食・酒類は10%のまま)。食料品の消費税1%
ふるさと納税2027年の寄附から、住民税の特例控除に193万円の上限ができます(年収およそ1億円超の人)。ふるさと納税の上限
源泉徴収税額表1月から、毎月の給料から引く所得税の表が新しくなります(2026年の改正を反映)。月給の手取り
国民年金保険料2027年度は月18,290円です。国民年金保険料

このほかの道具はお金の計算のトップから探せます。決まりが変わったら、このページと各道具を直します。

それぞれの根拠(出典)は、各道具のページに載せています。2026年10月31日時点の情報です。

よくある質問

2026年分の所得税で変わることは?

給与所得控除の最低額が74万円になり、基礎控除も所得に応じて引き上げられました。年収ごとの手取りは手取りの計算、年末調整で戻る額は年末調整(2026年)へ。

食料品の消費税はいつ変わる?

2027年4月1日から2029年3月31日までの2年間、飲食料品の消費税率を1%に下げる予定です(法律が成立した場合)。食料品の消費税1%で安くなる額を計算できます。

これからの期限をまとめて知りたい

お金の期限カレンダーで、ふるさと納税・確定申告・自動車税などの期限を日付順に見られます。スマートフォンのカレンダーにも登録できます。